“ありのまま”を受け入れること

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いつもブログに足を運んでくださりありがとうございます。

まるおです。

3月は卒業や入学、転職や部署移動など、環境変化が大きな時期。

勉強をしている学生さん、仕事を頑張っている方、家事や育児を頑張っている方、やりたいことが出来ずに悩んでいる方、何だか世知辛い世の中に悶々と苦しさを感じている方…暖かさにワクワクしたり、環境変化にドキドキしたり不安があったり…周囲の変化がある分、変化のない日常に焦りや悶々とした思いになったり…

みなさんはいかがお過ごしですか?

今日も基本的に後ろ向きな性格の私の日常を切り取り、医学的知識を織り交ぜながら「ありのままを受け入れる」ことについて触れていきたいと思います(笑)

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ストレスフルな日常

さて、3月に入ったある日のこと。仕事で同僚の顔色をどこかで伺い「本当は、こう思うんだけどな…」を言えずに、相手に合わせて愛想笑いを浮かべる私。「しまった!また伺ってしまった!」とそんな自分に気づき、自己嫌悪に。。30代半ばとなってもなお、割とこの繰り返しです(涙)あぁ、、、なんて面倒なのだ!自分よ!涙

承認欲求

私がクヨクヨ、ウジウジと悩んでしまう原因の一つには、他人からよく思われたいという「承認欲求」からきているものがあります。

承認欲求」とは、「他人から認められたい」「自分を価値ある存在として認めたい」という欲求のことで、誰しもにある人間の欲求の一つです。誰しもにある欲求のはずですが、なぜ苦しんだり悩んだりするほど欲求が強くなってしまうのか?

ここには、自分で自分を認められないことが関係していると考えられます。

自己承認欲求

自己承認欲求」とは「自分を認めてあげる」欲求のことで、どんな人も無意識的に自分自身から認められることを望んでいます

この「自己承認欲求」を満たせない状態、つまりは自分を大切に思えず、あるがままを認めることが難しい状態になると、自分ではなく他者から必要以上に「認めてほしい」という思いが強くなってしまうのです

では、自分を認めてあげるには、一体どうしたらいいのでしょうか?

これには「自己肯定感」という概念に通ずるところがあります。

自己肯定感=セルフエスティーム(self-esteem)

自己肯定感」とは、「現在の自分を自分であると認める感覚」「良いも悪いも含め自分は自分であるという感覚」などと定義づけられています。(色んな研究者の解釈があります)

あくまでも個々の「感覚的」なものなので、”自己肯定感が高まる”状態=自分をまるっと認めてあげることがどういう状態なのかは、こんな感じでしょうか…↓

例)

「こんな自分も悪くないな~!自分もまぁまぁいいじゃんか~!」という感覚になれた時

自分の人生?他人の人生?

話しが戻りますが、「人に気に入られる事ばかりを考えず、意見をはっきりと言える人間になりたい。」と20代の頃から思ってきた私。試行錯誤を試みます。

…が、結局いつまでたっても「あの時のあの言い方、相手を不快にさせちゃったかな?どう思われているかな?」と他人の目を気にした行動に引っ張られて、自己嫌悪に陥ります。

「あぁ・・・まるで、他人の人生を生きているようだ。。。」

なぜこんなに「変わりたい」のに「変われない」のか?

気付けば30代。悩んだ末にあることに気づきます。

「あれ?結局自分で自分を否定しているではないか!!」

否定し続けている限り、次に進むこと、つまりは他者の目を気にし過ぎることから逃れられないことにようやく気付きます。。。なんと長き道のりだったのでしょうか 泣

メタ認知

ここでもう一つ「メタ認知」についてご紹介していきます。

「メタ認知」とは「認知していることを認知すること」と定義されている概念です。(いよいよ頭の中が混乱してきそうです(汗)小難しい表現になってしまいすみません。)

古代ギリシャの哲学者ソクラテス『無知の知』をご存じでしょうか?

『彼らは何も知らないのに知っていると思い込んでいるが、私は何も知らないということを知っている』という考え方です。これはまさに「メタ認知」の概念に通じる考え方だと思います。

自分の感じたり考えたりすること(認知)を、認識する(認知する)ということ

つまりは、

自分の感じたり考えていること

「他人の目を気にしている」「人の顔色を伺う」

こう感じたり考える自分に対し「いやだ。ダサいな。カッコ悪いな。」と感じる自分がいる

ここから目を背けずに一度まるっと受け止めてみる

この一連の仕組みを知り、改めて自分の考えや気持ち(認知)に目を向けることが、ありのままの自分を受け入れ、他人の目を気にしすぎることなく行動するために重要なことなのです。

「メタ認知」を練習してみる

「ダメな自分」と改めて向き合う作業は本当にきついし、苦しいことです。。ですが、悩めているからこそ、実は自分に変化をもたらすチャンスでもあります!

ここでは「メタ認知」の練習方法の一つをさっくりとご紹介していきます。

自分が何かをしている時に、自分の中のもう一人の自分が冷静に見ているように、

その時の感情を紙に書いたり、誰かに話したり(もちろん独り言でもOKです!)して、とにかく自分の外に放り出していきましょう(外在化といいます)!

外在化することで、徐々に客観視する力がつくと同時に、「自分を否定して落ち込む」機会も徐々に減ってくるため、気持ち的にも楽になる効果があります。

「自分を否定して落ち込む」機会が減るということ、すなわち「ありのままを受け入れる」ということです。

ありのままを受け入れるということ

チャールズ・M・シュルツさん作『ピーナッツ』に出てくる、「スヌーピー」はこんなことを言っています。

『配られたカードで勝負するっきゃないのさ、それがどういう意味であれ』

配られたカードのことを考えて嘆いてばかりいても、何も変わらない。配られたカードを変えることは出来ないのだから、カードをいかにして使っていくかを考えることが大切であるということを言っている一言に感じます。

この考え方は、ひとつ、「ありのままを受け入れる」という生き方のヒントになるかと思います。

私も、①仕組みを知って、②感情に気づいて、③外に放り出して、、、の作業を地味にひたすらに繰り返していったことで、少しづつではありますが、「自分という人はこういう風に感じる人なんだ。」「あ!また好かれようとしている!」「こういう考えの人もいるよね。」「こんな自分も悪くないかもな。」と、少しずつ気持ちが楽になれている現状であります。

きっと、悩んでいる方の中には、否定している自分をわかっているけどやめられないという方も多いかと思います。私もめげそうになる時があり、「人生はなんて難儀なんだ~涙」と、口にしても物足らず、暴飲暴食でストレスを発散することもあります。。しかも結構な頻度で(涙)

時には夫や子供たちにイライラした感情を出してしまうこともあります(…ごめんよ泣)

そんな時こそ、自分の大好きなもので、自分を癒してあげるのです!ご褒美をあげたっていいんです!(暴飲暴食を正当化しようとしてるようですが)もちろん!泣いたっていいんです!とにかく少しでも元気の充電をすることを優先させてください!

そしてすこし充電が出来たという感覚に回復したら、また①仕組みを知って、②感情に気づいて、③外に放り出して、、を繰り返していくのです!そうする中で、いつしか「ありのままの自分を受け入れる」感覚にたどり着くことが出来るはずと、私は信じています!

おわりに

またしても、長くまとまりのない文章になってしまい、すみません。最後の結びも、宣言!みたくなっていることが謎ですが、、、こんなところで終わりにしたいと思います。このブログが、どなたかの目に留まり、少しでも、心が元気になれるきっかけの一つとなれれば幸いです。。。

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